住みたいエリアから始める注文住宅の土地探し

住みたいエリアから始める注文住宅の土地探し
注文住宅は、自分がこれから生活をしていると考えている地域を想定することが非常に重要です。
これは、注文住宅の相談をする時に地域密着型でサービスを提供している店舗が存在するからに他なりません。
自分で土地を見つけてから、その上にどういった建物を建設するのかということを考えていくものだからです。
そのため、まずは土地探しから考えておかないと注文住宅の相談そのものが進まないようになってしまいます。
当然ですが、より良い土地で注文住宅の相談を行う場合には、それ相応の準備を進めておかなくてはいけません。
地域密着型のサービスを提供している店舗であるならば、より優良な地域を紹介してくれるようになります。
実際に、土地と建物は一体となって考えていく必要がありますので、将来的にも安定して生活ができるように準備を整えることが大切です。
住みたいエリアを最初の段階で決めておけば、後はその近くで経営を行っている店舗を見つけることで事足ります。
土地の形状によって建てられる注文住宅が変わります
注文住宅は設計の自由度が魅力ですが、購入した土地の形状が悪いと選択肢が少なくなります。
土地の形状はさまざまありますが、大きく分けると不整形地と整形地があります。
不整形地は自然のままの土地であり、傾斜があるなど住宅建設のハードルが高いです。
分譲地の多くは整形地で、正方形や長方形になっています。
使い勝手が悪いのは三角形など、鋭角が存在する土地です。
鋭角付近には注文住宅を建設するのが難しく、デッドスペースが生まれがちです。
その形に合わせた建物にするのが好きならば別の話です。
さらにL字型になっていたり、間口が極端に狭い土地は設計が難しくなります。
L字型は通路が設けにくいですし、変形した注文住宅にする以外にないからです。
土地の間口が狭いと、もちろん住宅の間口も狭くなり、窮屈な思いをすることになります。
工夫が詰まった狭小住宅が好きなら構いませんが、一般的な家の快適性は諦めなければなりません。
木造軸組工法の場合、正方形から遠ざかるほど柱の本数が増え、コストが増大する欠点もあります。